陽のまる屋HP https://sites.google.com/view/hinomaruya

稽古情報(稽古場所、稽古日など)は下記のサイトをご覧ください。

稽古案内


2013年11月24日日曜日

平成25年度 阿曽地区文化祭空手演武

今日はいつも利用させていただいている

東公民館で「平成25年阿曽地区文化祭」があり


今日はとってもいい天気で春の様でした。

そこでおきなわ空手サークルも

演武をさせていただきました。

基本動作
基本や団体形、個人形と

日ごろの練習の成果を発表させていただき
団体形「ナイハンチ初段」
団体形「ピアン5段」
個人形[松村のパッサイ」
個人形「クーサンクー大」

ご来場の方々には暖かな声援をいただきました。

演武が終わった後は

参加者や文化祭関係者が輪になって

「阿曽音頭」をみんなで踊りました。

文化祭実行委員の方々、また関係者の皆様、

本当にありがとうございました!!

今後とも「おきなわ空手サークル」をよろしくお願いします。



2013年10月1日火曜日

日本スポーツマスターズ2013 空手道

大変遅くなりましたが、

9月15日、福岡県北九州市で

日本スポーツマスターズ2013空手道競技が

開催され、照屋健先生が3連覇をかけて

型競技に出場されました。


結果は残念ながら3連覇とはなりませんでしたが

岡山から車で大会に向かい

久しぶりに先生をはじめ、憲雄さんや尚子さんにもお会いでき

何といっても先生の演武を久しぶりにこの目で見れたことに

本当に良かったです。

勝ち負けは正直、私には到底判断できませんが、

ただ先生の型は本当に素晴らしかった。


また入場、自分の演武を待つ時、また演武中の姿勢

本当に学ぶことが多かったです。

行ってよかったと思います。

来年は埼玉であるとのこと。

また応援に行きたいと思います。


自分もまた門下生も精進を重ね

先生に一歩でも近づけるように

稽古に励みたいと思います。

2013年8月25日日曜日

沖縄空手から学ぶこと①

沖縄首里にある本部道場で稽古をしている時に

照屋先生が、稽古の前後や稽古中に

門下生に船越義珍先生の空手20箇条を

引用されて、空手を習ううえでの

教訓や戒めとして

話されることがありました。


船越先生は1868年、沖縄県首里でご生誕され

沖縄にて学校の教員として教鞭をとられながら

首里手の大家、糸洲安恒先生、安里安恒先生に

空手を師事されていました。

1922年に文部省第一回体育ならびに古武道展覧会出席のため

上京し公開演武され、以後滞京され早大や慶大等で空手師範を歴任。

先生の教えを受けた流派は松濤館流として現在も

日本の4大空手として日本だけでなく世界中に広がっています。

船越先生は、松濤館だけでなく日本空手の祖として

現在でも多くの尊敬を集めています。
(参考:空手道教本 船越義珍著)


船越先生が空手を修るものとして

心に常に持ち続けておくようにと記されたのが

空手二十箇条です。


「空手二十箇条」
  1. 空手道は礼に始まり礼に終る事を忘るな
  2. 空手に先手なし
  3. 空手は義の補(たす)け
  4. 先づ自己を知れ而して他を知れ
  5. 技術より心術
  6. 心は放(はな)たん事を要す
  7. 禍(わざわい)は懈怠(かいたい)に生ず
  8. 道場のみの空手と思ふな
  9. 空手の修業は一生である
  10. 凡ゆるものを空手化せよ其処に妙味あり
  11. 空手は湯の如し絶えず熱度を与えざれば元の水に還(かえ)る
  12. 勝つ考は持つな負けぬ考は必要
  13. 敵に因って轉化せよ
  14. 戦は虚実の操縦如何に在り
  15. 人の手足を剣と思へ
  16. 男子門を出づれば百万の敵あり
  17. 構は初心者に後は自然体
  18. 形は正しく実戦は別物
  19. 力の強弱体の伸縮技の緩急を忘るな
  20. 常に思念工夫せよ

この二十カ条の中で特に照屋先生がよく話され、

とても大切で重要な言葉が並ぶなか、

自分にとって現在の所、強く心に残っているのが以下の3つです。


十一条「空手は湯の如し、絶えず熱度を与えざれば元の水に還る」

十二条「勝つ考は持つな負けぬ考は必要」

十七条「形は正しく実践は別物」


自分の中で、この三つの考え方というのは、

空手だけでなく人生を正しく生きる上でも

とても大切な意味を持っています。


それは、今当たり前のように自分が持っていると感じるものでも

それは一瞬でなくなる可能性があるという事を理解し、

常に疑問を持ちながら、

それをより素晴らしいものに、

より強固なものにしていくための努力を

惜しまないこと、


また勝利だけに意識が集中すると

全てにおいて勝ちたいと思うようになり

必要のない勝ちまで求めてしまう気がします。

それは生きていく上では

例えば、人よりもっと成功したい!いい車に乗りたい!とか・・・。

それはそれで重要なことですが、

しかしその前に一歩引いて考え

社会一般の常識や他者からの評価を抜きにして

自分にとって「勝つこと」と「負けること」とは

いったい何を意味するのか?を考え、

「勝つことよりも」

「絶対に負けてはならないものは自分にとって何か?」を

もう一度問い直し、

そして絶対に「負けない」ためには、

自分はどうすればいいのかを考えること。


また、先駆者の残した技術や知を

しっかりとしかも正しく学ぶことは大切だが、

学ぶことだけで満足してはいけない。

学んだ知は、正しく使われることを強く要求しており

しかもそれを実践するときには

学んだことを一度全て忘れて、

その実践の場に合った体の動きや知の使い方を

その瞬間、瞬間に、判断し、臨機応変に

使用していくこと。


若輩者の自分が偉そうなことは言えませんが、

インターネットの急速な普及や

格差の広がり等による社会不安の増加によって

不確定な要素が多すぎて体や精神がグラグラする時があります。

そんな時には、何か揺るがない柱のようなものを

先人たちが創意工夫し作り出し、残っている技術や知の体系を

自分の中に一本持って、それを目印にしながら、

新しい自分だけの道を切り開く必要があると思います。

空手は、とくにどんな相手にも「受ける」ことから始める

沖縄の伝統空手の精神は

今も空手の様々な動作や型の中に生きています。

そしてその精神が今一度、評価されるべきのような気がします。


慣れない固い言葉で長々と書きましたが

言いたいのは一言です。

「空手」を続けてきてよかったし

続けることが出来て幸せです。

2013年7月28日日曜日

日本スポーツマスターズ2013北九州大会への出場決定

沖縄本部道場より
照屋健先生の日本スポーツマスターズ2013
空手道70歳以上型の部で
沖縄代表としての出場が決定したという
メールがありました!!

現在、先生は2連覇中です。
厳しい戦いが予想されますが
3連覇目指して門下生一同
応援しています!!

詳細は以下の通りです。
今年は僕も家族で応援に行きます。
今から楽しみです!!
      
            ☆(本部道場ブログからの転送)

今年の会場は福岡県北九州市若松
9月14(土)15(日)16(月)「日本スポーツマスターズ空手大会2013」へ照屋先生が出場致します


2013年7月17日水曜日

本部道場、ブログ開設のお知らせ

暑い日が続いています。

この時期は沖縄よりも

本土の方が暑いですね。

夏バテ気味ですがこんな時こそ

体を動かして(無理をしないように)

夏を乗り切りたいと思います。


良いお知らせが本部道場より届きました。

おきなわ空手(沖縄小林流)サークルの

本部道場である沖縄小林流武聖館テルヤ空手道場

ブログを開設しました。

アドレスはhttp://buseikanteruya.ti-da.net/です。

本部道場の様子や先生のお姿、さらに大会や合宿の様子まで

盛り沢山な内容です(尚子さん、お疲れ様です!!)


これからも沖縄本部道場と岡山支部の連携を深め

是非、お互いの道場に通う子どもたちが

交流し、お互いに理解を深め、

仲良く空手を続けていける環境が出来るように

頑張って行きたいと思います。

沖縄合宿、岡山での合同練習などなど

夢は広がる一方です。

皆さんもぜひ一度本部道場のブログを覗いてくださいね。

2013年4月30日火曜日

本部道場:武聖館テルヤ道場について

おきなわ空手(沖縄小林流)サークル

(沖縄小林流武聖館テルヤ道場岡山支部)の

本部道場は沖縄県は首里にあり、

館長は照屋建先生です。

先生は御年70歳を超えられても

体力、技、気力はすこぶるご健在で

現在も若い道場生たちと同じ、もしくはそれ以上の

稽古をされています。

また日本スポーツマスターズの空手大会では

現在2連覇中で、今年は三連覇を目指されています。

加えて沖縄小林流協会範士九段で理事も務めていっらしゃいます。



2011年の決勝の様子。赤が照屋先生です。型はクーサンクー大


照屋館長の空手に対する姿勢は常に前向きで

新しい型や技等に対する知識を常に吸収されています。

沖縄本来の武道空手を大切にされながら

スポーツ空手にも精通され指導されています。

そしてそのお人柄は

豪快でユーモアがあり、人間としての器が大きく

誰にでも好かれ、そして誰にでも敬意を払うのを忘れない。

本当に本で読むような昔の沖縄の武士の様な方です。


空手だけでなく、人としてすこしでも照屋先生に近づきたい

と常に思っています。


おきなわ空手(沖縄小林流)サークルでは

基本的に本部道場と同じ練習メニューを行っています。

先生に教えていただいた型や基本を中心に

自分が習っている範囲は自分が指導します。

(ナイファンチ、ピアン、パッサイ、チントウ、クーサンクー)

また茶帯への昇級(一級)までは自分が責任を持って指導します。

しかし自分が習ってない範囲、もしくは

黒帯をはめるのにふさわしいと自分が認めた場合は、

しっかりと本部道場(沖縄県首里)を訪れ

館長立会いの下、昇段審査を

行いたいと考えています。

また今後道場生が増えてきたら

年に2回沖縄で行われる小林流の大会への出場も

検討しています。

 11月 武聖館・守武館合同空手大会
  4月 沖縄小林流空手大会


沖縄小林流を日々鍛錬し、

今後、さらに上へと昇段を目指す身として

一緒に「沖縄空手を学んでみたい!」と感じている

仲間と一緒に稽古したい。

そしていつの日か照屋館長を

岡山にご招待して指導いただけるような

そんな道場にしていきたいと考えています。


2013年4月26日金曜日

沖縄空手・古武道の歴史

空手は現在では多くの人に親しまれています。

世界165ヶ国に普及発展し、約5千万人もの

愛好者がいるとされています。

その空手は沖縄が発祥の地です。


沖縄は琉球王国と長い間呼ばれ

立派な独立国でした。

中国や日本、朝鮮や東南アジアなどとの

貿易で栄え、

その文化、芸能は奥深く、

独自の歴史を持っています。

空手もそんな独特の歴史、

文化の中で誕生しました。

15世紀~16世紀にかけて倭寇と呼ばれる

海賊が盛んに琉球や中国に出没しました。

航海途中に身の安全を確保するために

沖縄独自の護身の武術として

空手、沖縄では「ティー(手)」が誕生したとされています。

この「ティー」は中国、東南アジア、朝鮮、日本などの

影響を受け体系化、完成されていったとされています。


琉球王国時代には、

首里城を中心に発展した「首里手」

商業都市那覇で栄えた「那覇手」

両者の中間にあった泊村一体で栄えた「泊手」

がありました。

ちなみにおきなわ空手サークルの

おきなわ小林流は「首里手」です。


その後、1609年、薩摩の侵攻を受け

薩摩支配下の元、禁武政策(琉球人は武器を持ってはいけない)のため

250年間の長い間、門外不出の武術として士族の間で

秘密裏に受け継がれ、鍛え上げられてきました。


しかし近代を迎え、大正時代に日本に

そして昭和初期には海外に広まりました。

第二次大戦後には沖縄空手界は

小林流(首里手)、剛柔流(那覇手)

上地流、の3代流派に分かれました。


伝統的な沖縄の空手は

それぞれ攻防の技を理論的に

組織体系化されたそれぞれの型を基本とし、

長年にわたる厳しい鍛錬によって身体と心を

鍛え上げつつ、人格の完成を目指しています。


(参照:沖縄空手・古武道グラフ)


2013年3月16日土曜日

沖縄小林(しょうりん)流って?

2012年度から中学校の体育に「武道」が必須化されました。

そんな「武道」にも沢山の種類があります。

「柔道」「剣道」「相撲」そして「空手」


空手人口は国内では300万人、

世界ではなんと4,000万人になると言われています。

今年はついに「空手」がオリンピック競技に認められるか?

と賛否両論ありますが

空手界では何かと話題になっています。


しかし「空手」と一言でいっても

沢山の流派があり、

練習方法があり

空手に対する信念があります。


もちろん「おきなわ空手サークル」にも

「流派」があり「信念」があります。


少しずつですが、このブログを通じて

「おきなわ空手サークル」が目指すものについて

紹介させてください。


今日は沖縄小林流の流派について簡単に・・・


「おきなわ空手サークル」は

沖縄小林(しょうりん)流という流派です。
(正確には沖縄小林流
武聖館テルヤ道場岡山支部です)。


「沖縄小林(しょうりん)流」とは、

知花朝信先生(1885~1969)を開祖とする

「首里手」の流れを組む流派です。
(「首里手」に関してはまた違う機会に・・・)

佐久川先生や松村宗棍先生(1809~1899)が中国へ渡り

拳法を学んで帰国後、沖縄の手(ティー)に取り入れ

集成、体系化しました。

松村宗棍先生、糸洲安恒先生(1831~1915)、

そして知花朝信先生へと受け継がれた道統を

知花先生が1933年(昭和8年)に「小林流」と命名しました。


「小林流」 の特徴は、瞬間的に力を集中させる点にあり、

武力は速さが重要であるが、

速さと重さを一点に集中する

破壊力(アテファ)を鍛錬することが

肝要であるとされています。

小林流の力の出し方は内から外へと意識的であり

内臓を圧迫することも少なく、呼吸の乱れもないそうです。

加えて不要な筋肉疲労も少ないため、

集中力が増すので、

敏捷性を養い、攻撃力を十分発揮することが

出来るとのことです。

代表的な型は

ナイハンチ(初段~3段)
ピンアン(初段~5段)
糸洲のパッサイ
松村のパッサイ
クーサンクー大
クーサンクー小
チントウ

等があります。

(出典:沖縄県空手道連盟第23回沖縄県空手道古武道演武大会)







2013年2月10日日曜日

稽古初め

稽古始めで少し緊張しましたが、お借りした公民館の立派さに少したじろぎながら
心ではニコニコしながら稽古を開始しました。
総社市東公民館の阿曽分館の入り口。とってもきれいです。
稽古場の大会議室もとっても綺麗で広く、窓が全面にあって明るく、沖縄から移ってきて、外の寒さにびびり厚着してましたが安心でした。
鏡はないだろうと思ってたら鏡もあって、本当に最高な環境で申し訳ないくらいです。
今のところサークル生は自分も入れて5人です。みんなで頑張っていますよ!