そんな「武道」にも沢山の種類があります。
「柔道」「剣道」「相撲」そして「空手」
空手人口は国内では300万人、
世界ではなんと4,000万人になると言われています。
今年はついに「空手」がオリンピック競技に認められるか?
と賛否両論ありますが
空手界では何かと話題になっています。
しかし「空手」と一言でいっても
沢山の流派があり、
練習方法があり
空手に対する信念があります。
もちろん「おきなわ空手サークル」にも
「流派」があり「信念」があります。
少しずつですが、このブログを通じて
「おきなわ空手サークル」が目指すものについて
紹介させてください。
今日は沖縄小林流の流派について簡単に・・・
☆
「おきなわ空手サークル」は
沖縄小林(しょうりん)流という流派です。
(正確には沖縄小林流
武聖館テルヤ道場岡山支部です)。
知花朝信先生(1885~1969)を開祖とする
「首里手」の流れを組む流派です。
(「首里手」に関してはまた違う機会に・・・)
佐久川先生や松村宗棍先生(1809~1899)が中国へ渡り
拳法を学んで帰国後、沖縄の手(ティー)に取り入れ
集成、体系化しました。
松村宗棍先生、糸洲安恒先生(1831~1915)、
そして知花朝信先生へと受け継がれた道統を
知花先生が1933年(昭和8年)に「小林流」と命名しました。
「小林流」 の特徴は、瞬間的に力を集中させる点にあり、
武力は速さが重要であるが、
速さと重さを一点に集中する
破壊力(アテファ)を鍛錬することが
肝要であるとされています。
小林流の力の出し方は内から外へと意識的であり
内臓を圧迫することも少なく、呼吸の乱れもないそうです。
加えて不要な筋肉疲労も少ないため、
集中力が増すので、
敏捷性を養い、攻撃力を十分発揮することが
出来るとのことです。
代表的な型は
ナイハンチ(初段~3段)
ピンアン(初段~5段)
糸洲のパッサイ
松村のパッサイ
クーサンクー大
クーサンクー小
チントウ
等があります。
(出典:沖縄県空手道連盟第23回沖縄県空手道古武道演武大会)