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2013年3月16日土曜日

沖縄小林(しょうりん)流って?

2012年度から中学校の体育に「武道」が必須化されました。

そんな「武道」にも沢山の種類があります。

「柔道」「剣道」「相撲」そして「空手」


空手人口は国内では300万人、

世界ではなんと4,000万人になると言われています。

今年はついに「空手」がオリンピック競技に認められるか?

と賛否両論ありますが

空手界では何かと話題になっています。


しかし「空手」と一言でいっても

沢山の流派があり、

練習方法があり

空手に対する信念があります。


もちろん「おきなわ空手サークル」にも

「流派」があり「信念」があります。


少しずつですが、このブログを通じて

「おきなわ空手サークル」が目指すものについて

紹介させてください。


今日は沖縄小林流の流派について簡単に・・・


「おきなわ空手サークル」は

沖縄小林(しょうりん)流という流派です。
(正確には沖縄小林流
武聖館テルヤ道場岡山支部です)。


「沖縄小林(しょうりん)流」とは、

知花朝信先生(1885~1969)を開祖とする

「首里手」の流れを組む流派です。
(「首里手」に関してはまた違う機会に・・・)

佐久川先生や松村宗棍先生(1809~1899)が中国へ渡り

拳法を学んで帰国後、沖縄の手(ティー)に取り入れ

集成、体系化しました。

松村宗棍先生、糸洲安恒先生(1831~1915)、

そして知花朝信先生へと受け継がれた道統を

知花先生が1933年(昭和8年)に「小林流」と命名しました。


「小林流」 の特徴は、瞬間的に力を集中させる点にあり、

武力は速さが重要であるが、

速さと重さを一点に集中する

破壊力(アテファ)を鍛錬することが

肝要であるとされています。

小林流の力の出し方は内から外へと意識的であり

内臓を圧迫することも少なく、呼吸の乱れもないそうです。

加えて不要な筋肉疲労も少ないため、

集中力が増すので、

敏捷性を養い、攻撃力を十分発揮することが

出来るとのことです。

代表的な型は

ナイハンチ(初段~3段)
ピンアン(初段~5段)
糸洲のパッサイ
松村のパッサイ
クーサンクー大
クーサンクー小
チントウ

等があります。

(出典:沖縄県空手道連盟第23回沖縄県空手道古武道演武大会)